ファインホームズ社長のブログ

社長のブログ

2020.01.13投稿者:伊藤 一雄

断熱性能と耐震性能

 現在弊社で手掛けている現場のなかで、階上町蒼前の「N様邸」と、鮫町忍町の「清水様邸」はともに、『Q1.0住宅レベル2』で「長期優良住宅耐震等級3」の住宅です。非常に両ご家族とも勉強熱心で、「耐震等級3」を最初から指定されてきました。また、「断熱強化・低燃費住宅」を最初から希望されてご来社いただきました。「新住協の鎌田先生」は、床下断熱の方法をいくつか提案されていますが、弊社では架橋ポリ管の使用と床下の湿気対策という観点から基礎断熱を採用しています。さらにベタ基礎底盤下全面断熱材敷き込みです。
 カスタムオーダーメード住宅で「耐震等級3」はお客様が想像しているよりかなり難易度が高いです。柱の直下率から考えれば総二階建ての建物が理想です。外観は平凡かもしれませんが、大きな地震に遭遇しても安心です。
 

2019.12.17投稿者:伊藤 一雄

暖房システム

 先週事務所2階のFF暖房機が故障した。購入して6年目、分解掃除もきちんとしていたつもりだった。修理が必要とのことで、業者が持ち帰った。寒くて仕方がないのでエアコンで暖房してみた。設定温度30℃でようやく暖かく感じた。慣れもあるのだろうが、「温かさの質」が違う。業者の手違いで数日間寒い思いをした。5日目で違う業者から新しい暖房機を購入した。流石に最新機は違う。以前の暖房機は設定温度22℃のセーブ運転で暖かかったのが、今のは20℃のセーブで十分満足できる。
 今、弊社で新築をこれから建てられるお施主様のうち二家族様が床下温水暖房を選択しています。
足元が温かいと幸せな気持ちになりますよね。勿論「Q1.0住宅」で断熱強化してますから、低燃費で生活できます。一家族様は灯油を選択し、もう一家族様は都市ガスを選択されました。
 実は、この床下暖房には「住宅の寿命」と関係しているといえます。木材を腐らせる原因はカビです。カビは湿気を好みます。当然湿気は空気より重いので床下へ滞留します。床下が温かいと乾燥し易くなると云う訳です。
 ほかにも温水パネルヒーター、放熱器を床下に置くタイプ、全館空調ダクト式エアコン、新住協の一部の会員の中では床下エアコンに取り組んでいます。個人的には電気に大きく依存するのはどうなのかなと思います。石炭での火力発電、福島原発の汚水処理水の処理問題等、個人レベルでのCO2削減努力なんて空しくなりますよね。

2019.12.16投稿者:伊藤 一雄

住宅の資産としての付加価値

 住宅を資産としてみた場合、プラス要素になる事を考えます。
① 『認定住宅』を取得している
② 発電・蓄電システムが装備されている
③ 耐震性が明らかに優れている
④ 断熱・気密が優れていて冷暖房費が明らかに節約できる
⑤ 防火性が優れていて火災保険料が節約できる 
⑥ メンテナンスが少なくて済む
⑦ 外構が整備されている、物置が付いている
 等々、考えられます。震災前は、第一に「オール電化」だったのですが…。
ではそれぞれで、対比用効果を考えます。
まず、①は申請費用、変更工事費用等掛かりますが、「ZEH」以外は元は取れるはずです。
次に、②はこれからは、元はとても取れません。過去の物でしたら高額売電があと何年できるのか、蓄電に関しては、電気自動車の方が効率が良いとされています。③は当然建築費用が上がりますが『長期優良住宅』とセットで相応の評価は上がります。「耐震等級3」であれば尚良しです。
④も建築コストは上がりますが、性能が落ちない限り長い年月で元は取れます。
⑤もコストは上がりますが、やはり元は取れます。
⑥はケースバイケースですね。⑦に関しては、余程の物でなければおまけ程度の評価ですね。
 売却することを前提にマイホームを建てる方はいらっしゃらないと思いますが、上記のようなことを参考にマイホームを計画してみてはいかがでしょうか。

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